「音響技術」掲載記事紹介:施設の設計、改修事例、吸音材について

音響技術の啓蒙活動を行っている日本音響材料協会※1が発刊している定期刊行誌「音響技術」の2021年3月号 No.193【Vol.50 no.1】では「こどもと音環境」を特集しています。

<音響技術 No.193【Vol.50 no.1】目次 >
http://www.onzai.or.jp/magazine/mokuji/gijutsu202103_mokuji.pdf

(保育)施設の設計を行う際、また、改修を考えておられるみなさまには有用な情報がたくさん紹介されています。室内の吸音をお考えのみなさまが、具体的な検討をする際に役立つことと思います。
なお、この掲載記事と関連記事の紹介は、大建工業株式会社ならびに音響材料協会からの了承を得ています。


子どものための施設の設計事例No.193 [PDF:692KB]

 「様々な吸音材の施工事例」として、吸音材の種類や施工方法と、それらを使用した保育施設の実例を紹介しています。吸音材については、音響設計に必要な吸音性能(吸音率と周波数特性)も明記され、幼稚園・保育所それぞれの吸音改修の事例2件も簡単ですが紹介されています。

様々な吸音材 No.193_会員の頁1 [PDF:824KB]

 上述の事例で紹介された大建工業が扱っている“子どもの音環境を整えることに役立つ製品”を、吸音性能データを含めて詳細に取り上げています。天井や壁の取付け部位別、取付けが比較的容易な後付けの吊り下げタイプ・壁付けタイプなどが紹介されています。

(関連記事) 岩綿吸音板を用いた保育室の残響過多改善事例 No.187_会員の頁1 [PDF:550KB]

 2件の保育室の残響過多改善事例を、諸元および改装前後の残響時間比較データを示して紹介しています。


他にも有益な関連情報が掲載されていますので、併せて本号の購入をお勧めいたします。
(購入はこちら:「音響技術」 価格・ご注文方法

※1 日本音響材料協会 概要協会HPより引用 )
日本音響材料協会は音響材料メーカー、施工設計業者および音響技術研究者を連携させ、主に建築音響の発展に寄与する目的で昭和28年に設立し、同38年に 公益社団法人を認可されました。集合住宅やホール、スタジオの音響問題を多角的に研究し、快適な空間を提供できるよう種々の情報の提供や技術講習会等の開催を通して、音響技術の啓蒙活動を行っております。